ロンドンで10年活動して感じた、一番大きな衝撃は Dance Music プロデューサーたちのミキシング・クオリティの高さでした。
一見、高級な機材で全てが解決すると思われがちですが、実際はそうではありませんでした。
答えは、使い方とセンスでした。
Dance Music のミキシング・テクニックは常に現場から生まれれるカルチャーです。
私もロンドンの音楽専門学校に行きましたが、残念ながら肝心の部分は学校では学べませんでした。
なぜなら現場アーティストがプロダクションの課程で生んだテクニックだからです。
私はそんなミキシング・テクニックをロンドンの学校ではなく、現場で身に着けました。
Dance Music の中でも【Drum'n'Bass】のプロダクションとミキシングが一番難しいと言われています。
私は Drum'n'Bass の最高峰である『HOSPITAL RECORDS』からデビュー後、そのプロダクション&ミキシングを突詰めた結果、
あらゆるDance Music のミキシング・テクニックを身に着けました。
日本には数え切れない才能を持ったアーティストさんがいらっしゃいます。
作品はワールドクラスなのに、ただ一つの違いはミキシング・クオリティです。
そのテクニックとセンスをこれからの才能ある日本のアーティストの皆さんの為に捧げ、
少しでも沢山の方たちがワールドワイドに活躍できる手助けになりたいです。
「ドラムの音にパンチがないなあ。。。」
「ちょっと、これでは世界に通用できない?」
「どうしたら、あのアーティストみたいにキレのある音楽にできる?」
日本の音楽学校では教えてくれない、世界最先端のテクニックを駆使して、あなたの音楽を仕上げます。
+World Mixing Musicを体感してください
Sample 1

Before
After
Sample 2

Before
After
Sample 3

Before
After
London Elektricity
Nirgilis
JaSAN
RQM
The Game Shop
KANADe
DFT
WOW
曽我部恵一
Language
etc....
プロデュース等させて頂いたアーティスト様
アーティスト様のコメント
TOBY
T-AKとは曲をよく一緒に作っています。彼はドラムンベース、ボクはテクノがメインですが、お互いグッとくる曲のポイントやフォーカスが同じなので、かけがいのない音楽のパートナーです。普段からよくサウンドやエンジニアリングについて研究熱心だし、それでいて理論的になり過ぎず情緒や感覚も大事にしています。
アーティストの気持ち(少なくともボクの)も共感した上で仕事してくれるので、彼以外に頼める人はなかなかいません。
ダンスミュージック製作やミックスで誰か紹介して言われたら、最初にオススメするアーティストです。 TOBY (Iya-sync)
McD (THE GAME SHOP)
THE GAME SHOP
THE GAME SHOPの音源制作の最終段階はいつもT-AKさんの力をお借りしています。日本人離れした聴覚を持ちながら、日本人らしい繊細さを兼ね備えている彼は正に音の科学者です。
ベースミュージックの概念をここまで理解しているサウンドクリエイターは日本でも数少ないでしょう。
僕達の楽曲「Future Game」で言うと、E0〜D♭1まで動くベースを均一のボリューム感に揃えながらもアグレッシブかつクリアなサウンドに仕上げてくれました。そのサウンドは海外のアーティストからも「あのベースサウンドは素晴らしい!」と大絶賛の声を頂いてます。
KANADe
音楽を聴いている時のリッチな体験は、音楽の中にいる感覚だろう。ひとつはライブやフェスで外的視覚や振動で味わうもの。もうひとつは内的トリップ。最良の音楽が心を音楽の中へ連れ出す。環境もジャンルも関係ない。イントロがはじまった時に、ボリュームを3つも4つも上げたくなる。音楽の終わりにはどんな気持ちか、予測もできない。『Happy & Sad』はまさにその、内的な時空間旅行だ。街を歩く時もヘッドフォンを耳に、なにかコンテンツを消費せずにはいられない。細い管から点滴の様に音楽を聴き続けることは不健康なことだろうか。いつか、オーディオの前に座って、神妙に1曲目を聴く儀式は消滅する。それでもいい。データ配信、ムービーアップは、極めて個人的な懐に入り込む思春期のラジオみたいなものだ。
NIRGILIS
T-AKさんには、ニルギリスの『RGB』収録の「恋のレジスタンス」のプログラミングとミキシングをしてもらいました。日本人離れしたセンスが際立っていて、ミキシング中も「これがUKのサウンドか!」と興奮しながら作っていったのを覚えています。作り手の気持ちや要望も勿論反映してくれながらも、彼自身のアイディアやセンスもさりげなく足してきてくれる所が、作曲家でもある彼らしい仕事だなと思います。
彼のサウンドは、かっこよさと美しさのどちらも合わせ持っている気がするんですよね。絵画のような景色や情緒が見えるような音像というか。
それは、彼が音を混ぜていく中で、音の余韻や隙間を大事にしているからじゃないかな。
岩田アッチュ (exNIRGILIS)
本澤尚之 (LANGUAGE)
WOW
彼のミックスについて一筆頼まれた際、正直なところ悩みました。
なぜならば、僕のコメントによってクリエイターがオファーするか否かが決まるのではないかと。
WOWの楽曲のリミックスを担当していただき、彼の持って生まれた繊細さと、イギリスで活躍されたダイナミックさを感じ、想像を超えた『驚きと感動』を与える音楽とは?と今一度考えさせられました。
高いミキシングスキルを維持することは決して容易ではなく、経験と鍛錬を人間らしく優しく持ち合わせること。
彼はそのようなプロデューサーであると思います。
僕の言葉以上に一度、岡崎孝思のミックス、楽曲を聴いてみてください。
驚きと感動を!